声優になりたいけど自信がない…自信がない人がやるべきことは?
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声優になりたい人が自信がなくてなれないかもしれないと考える人は多いようです。そもそも声優になりたい人には自信があるのか?自信が無いと声優になれないのか?今回はそんな疑問にお答えしていきたいと思います。

声優になりたい人が自信がない理由


声優になりたい人が自信がないと言う相談を受けることはよくあります。おおよそその理由はこれからご紹介する三つに分かれていると考えられます。

声が可愛く・かっこよくない


テレビアニメの影響で声が可愛い・かっこいいと思って声優を目指す人が多いです。確かにテレビアニメのヒロインは可愛らしい声の声優さんを使っています。かっこいい2枚目の薬であれば、いわゆるイケボを使っていることも多くあります。

そのため自分の声と比較して、自分の声がそのヒロインからかけ離れていると思い込んでしまう人が多くいます。私もかつてはその一人です。

容姿が良くない


ライブ活動などをしている声優さんは、アイドル声優と呼ばれることもあり、声優になりたい人にとっては、憧れの的となります。その人と自分の容姿を比べ、自分の容姿が良くないことで、自信がない人がかなりいます。

自信がないため下を向いて歩くようになり、鏡を見なくなり、ますます容姿が悪くなる人もいるでしょう。

自分が定まっていない


声優になりたいという意志自体が弱く、少しダメだしをもらっただけで、自信がなくなってしまう人もたくさんいます。また、声優になりたいという願望自体が、アニメファンの延長にあり、声優という仕事誤解してる人がかなりの数いると思われます。

そのため、自分の演技と他の人の演技を見比べて、他の人の演技の方が上手いと思い込んでしまい、声優養成所に入っても卑屈になってしまいます。

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声の良し悪しは声優になれる基準ではない


まず一つ目の声が可愛いか、かっこいいかという基準についてお話しします。経営者目線、視聴者目線で考えた時に、初めて声が可愛いか、かっこいいかという要素が発生します。そのジャッジがないままに、自分の声がよくないとコンプレックスを持つのは危険なことです。

声優は役者


そもそも声優とは「役者」です。 役者とは何か?役を演じる者、役になる者のことですね。例えばテレビに出ている俳優さん女優さんを考えてみましょう。俳優さん女優さんも役者です。お芝居をやってそれを生業にしてる人のことです。

その人たちの声がかわいいか、かっこいいかを気にしたことはありますか?声優は俳優、女優さんでもあります。顔出しでドラマに出ている声優さんだって沢山います。声優という職業は役者なのに声がかわいいのか、かっこいいのかだけがクローズアップされてしまっているのです。

それを気にすること自体が声優という職業を誤解している証拠です。俳優、女優さんのなかでも、声に特化した役者、それが声優です。

役として作品に生きる


声優が役者としっかりと認識していれば、そもそも声が可愛いか、かっこいいのかを気にする必要はありません。ただひたむきに、作品に生きるということができればいいのです。

役として作品に生きることができれば、その役が可愛ければ可愛いという認識を視聴者にあたえることができます。その役がかっこよければ、かっこいいという認識になるだけなのです。

声が可愛いか、かっこいいかを気にするよりも、とにかく「役に生きる」ことだけを考えていればいいのです。

声の良し悪しは第三者が決めるもの


もう一つ声の良し悪しで悩んでいる人の傾向としては、「自分の思っているもの」だけで判断してしまっているということです。声が良いか悪いのかを決めるのは第三者です。つまり、視聴者、そして起用したクライアント側ということです。

それを自分の価値観で自分の声を可愛くない、かっこよくないと決めつけてしまっているのです。それは自分の可能性を否定していることにもつながっています。

容姿がいいことは声優になる基準にもなる


では次に容姿についての説明です。私が入った勝田声優学院は、一番最初の授業で「優勝劣敗」ということを教わりました。文字通り、優れた者が勝ち、劣っているものは負けるということです。

厳しいようですが、声優になりたい人はある程度の容姿は必要だと思ってください。ここでいう容姿とは、何も顔のことだけを言っているのではありません。身体全体から湧き出る雰囲気、表情、着ている服など、見えている範囲での事を言っているのです。

容姿に自信がない人はおしゃれを研究しよう


容姿に自信がない人はまずはおしゃれを研究してください。時代錯誤のようにも聞こえるかもしれませんが、西友の業界は女性は女性らしく、男性は男性らしくと言う考え方も根強いところです。

なので、女性はなるべくスカートを履きましょう。ヒールを履く練習もした方がいいです。男性は役として女性をエスコートしたりすることもあります。自分がそうではないからと言って おしゃれをしないというのは役者としてどうかと思います。

絶世の美女である必要なし


容姿が良いことが声優になる必要なことと申し上げましたが、何も絶世の美女である必要はありません。メイクのテクニックやファッションなどである程度はカバーできるものです。

それに加え重要なことがあります。それは「姿勢」です。姿勢がいい人は、見ている側としても綺麗に見えます。姿勢が悪いと卑屈に見えますし、ネガティブな印象を与えてしまいます。

声優になりたい人は容姿を気にしましょう。それは顔形のことではなく外から見えた全てのものに対しての事です。

魅力ある人になる


とはいえ、容姿に自信がない人は自分の顔をよくないと思っていることでしょう。例えば人より鼻が低いとか、口が大きいとか、一重だとかです。でも今であれば整形手術だってできますし、本当に容姿に悩んでいるのであれば、どんな手立てでもそこを脱却しようとしているはずです。

ほとんどの人は、声優になりたいという気持ちはあるものの、日本人特有の遠慮がちな姿勢を優先してしまい「自信がない」と言っているだけなのです。またもっと質が悪くなると「容姿が悪かったからなれなかった」という言い訳をするために「自信がない」と言っているようにも聞こえます。

容姿に対して自信がない人は、まずは姿勢を正し、身だしなみを正し、気持ちを前向きにすることから始めることをお勧めします。

自分が定まらないと声優になれないかも


日本人の多くが自分の意思を曲げて相手に同調することを美徳としています。もちろん人間社会で生きていく上で協調性は重要なことです。しかし自分を持っていて周りに流されないことと協調性がないこととは一緒ではありません。

声優になりたいなら自信は必要か?


声優になりたいという人には、自信は必要なんでしょうか。実際に声優になった人は自信に満ち溢れているのでしょうか。どちらの答えは NOです。

自信満々で誰の意見も受け付けない人は声優になることはできません。また今活躍している声優さんでも自信がない人はたくさんいます。

声優になりたいという意志


声優になりたい人にとって大切なことは、何よりもまず声優になりたいという強い意志です。さらに言うと「声優になりたい」ではなく「絶対に声優になる」という意志です。

声優になりたいという意志がしっかりとあれば、自信がないことで悩むことはありません。もしあなたが声優になりたいけど自信がないと悩んでいるのであれば、今一度自分の声優になりたい意思を確認した方がいいです。

自信がなくても行動する勇気


もちろん今声優を目指している人、事務所で預かりになった人、所属になった声優さん、立場は違えど自信がない人はたくさんいると思います。それでも、声優になって、一生この仕事で生活していくんだと強く思っているならばまずは行動してください。

声優を目指している人であれば、毎日滑舌をする、観劇をする、ワークショップに行くなどできることはいくらでもあります。所属になった声優さんとの違いは、行動する勇気があったかどうか、その行動を続けていたかどうかの違いだと思います。

マイペースで行こう


なぜ自信がなくなるのか、それは多くの場合人と比べているからです。誰かの演技を見て自分の演技と見比べて、自分が劣っていると感じるから自信がなくなるのです。でも声優養成所の同期や同じ事務所の新人声優など、見比べてみたところでどんぐりの背比べです。

演技が上手い人は業界にはいくらでもいます。そんな人たちと自分を比較して劣等感を抱いているようでは前に進めません。そういう人たちのようになりたいと前向きに、なおかつマイペースに勉強をしていくことが全てです。


今まで解説してきた内容を読んでますます自信がなくなった人は、声優に向いているとは思えません。それくらい熾烈な業界です。自信を持つために何かをやるのはおかしなことだと思います。

上手くなりたい、仕事をもらいたいとストイックに努力し続けることこそ自信を持つための近道です。

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