【今大学生の人必見】声優になるのに大学生からだと遅いってホント?
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ときどきいただく質問「大学生だと声優になるには遅いですか?」について解説します。私自身が大学卒業してから声優の勉強を始めた身なので、「遅い」わけではないと回答したいところですが、声優の仕事もいろいろとあります。ジャンルによっては遅いということもあるので、紹介していきます。

声優の勉強を始めるのは大学生からがベスト


ズバリ申し上げますと、声優の勉強を本格的に始めるのは大学生のときに始めるのがベストだと私は思います。そのわけを説明しますね。

大学に行きながら勉強できる


大学生から声優養成所に通うことは比較的難易度が低くなります。保護者から見てももうほぼ大人の年齢です。大学3年生になれば、20歳を超えているわけで、自分のことは自分で決めてもいい歳だからです。

また大学生のうちは学生といっても、高校までの学校生活と社会人で仕事をもっている人に比較すると、かなりの時間があります。理想としては、東京の大学に進学し大学3年生から声優養成所に通うことでしょうか。

だいたいの大学生が2年生までは講義で時間をとられていることも多く、必修科目に追われることが多いと思われます。2年生までに、声優養成所を選んで受験しておき、3年生から週に1、2日の声優養成所に通うのがおすすめかなと思います。

声優を諦めてもつぶしがきく


声優の業界は非常にシビアです。声優養成所に通ったからといって声優になれるわけでもありません。あまり考えたくはないと思いますが、当然落っこちる人も出てくるわけですね。そんなときに、他の声優養成所をさらに通うのか、声優の道を諦めて他の道に進むのかが選択しやすいのです。

大学卒業すると4年制大学なら、22歳か23歳です。しっかり就職活動に励めば、就職もしやすいでしょう。大学の専門分野に進むのもいいですね。声優になれなかったときにつぶしがきく面でもかなりのメリットでしょう。

声優事務所から見ても評価が高くなる?


これは声優事務所の見解を確認していないので不確定な要素ではありますが、大学に入学しているということは、それだけの学力があるという証明にもなります。声優にとっては、一般常識を身につけていることも重要なポイントです。

大学生であるということ自体が声優事務所にとってプラスに働く可能性は高いのではないでしょうか。

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声優の勉強を始めるのは大学卒業後だと遅い?


私が実際に大学卒業してから声優養成所に通ったので、肌で感じたことをお伝えしていきたいと思います。アニメ、吹き替え、ナレーションと声優の3大人気ジャンルがあるのですが、正直な話、アニメのアフレコの仕事を中心にトップクラスで活躍したい人にとっては、大学卒業後ではかなりハードルがあがります

アニメの声優を目指すなら女性は厳しい


アニメ新人声優の年齢を調べてみてください。例えば2018年の声優アワード新人女優賞は、石見舞菜香さんです。年齢を確認すると、1998年4月30日生まれとあります。2019年10月現在21歳です。

声優アワード新人男優賞の仲村宗悟さんが1988年7月28日生まれで31歳ですね。男性の方が同じ新人でも年齢が高い傾向にあります。女性の場合は特に「若さ」という個性も武器になることもあり得ます。

吹き替えやナレーションにシフト


アニメの声優としてトップクラスの活躍をするなら、やはり女性は若いうちに始めるのが有利になる可能性が高いです。もちろん絶対に声優になれないわけではありません。大学卒業後に声優の勉強を始めるのなら、吹き替えやナレーションのジャンルにも目を向けてみます。

吹き替えやナレーションは、アニメに比べると声優志望者も年齢層が高めです。実際に私も
アニメジャンルを諦め、吹き替えの得意な声優事務所を狙ったのです。私の場合は芝居の質の面でも吹き替えの方が可能性が高くなると考えた面もあったのですが・・・。

大手声優事務所を諦める


大手声優事務所を諦めて、中堅どころの声優事務所を狙う手段もあります。ただし、アニメ声優として第一線で活躍することを諦めることにもつながりますので、よく考えてください。

どうしても大手声優事務所はライバルが多いので、年齢という面では大学卒業後では遅いのは否めません。「声の仕事」をしたいということならば、中規模の声優事務所でもそれなりに仕事はまわってきます。悲しいけれど、時には妥協も必要です。

大学生が声優になりたいと思ったら


突然将来なりたい職業が変わって、大学生で「声優になりたい」と思い立った人は、中学、高校から声優になりたいと思った人に比べて時間が短いことは覚悟してください。

準備期間は短いぞ


中学や高校から声優になりたいと思って行動してきた人はすでに声優養成所に行く準備が整っていることもありますね。大学生で思い立ったのなら、当然ながら準備期間は短いです。声優になりたい本気度という意味でも、どんどん行動して声優養成所へ通う準備をする必要がありますよ。

費用面をどうするか?


さて困った!お金がない。

これは大学生で声優になることを志した人だけではない悩みです。思い立ったのが大学1年生のときならお金を工面する時間もあるのかもしれません。大学1年生ならアルバイトしましょう。そしてお金を貯めるのです。

問題は3年生や4年生で思い立ってしまった人でしょう。貯金がある人なら問題ありません。貯金がない人は、とれる手段は2つあります。

・保護者にお願いする
・アルバイトして大学卒業後に通う

このどちらかだと思います。大学で奨学金をとって通った人はかなり難しいですね。今は無償化なども始まっていますが、返済不要の奨学金をとっている人はほぼいません。卒業後は返済もあるため、金銭面では困難を極めます。

借金はできるだけしない


私自身、声優養成所に3校通ってやっと声優になれたときには借金ありでした。お金がないからと安易に借金をしてしまうと、後々の人生にまでひびきます。絶対にダメとは言い切れないのですが、個人的には借金して声優養成所に通うのはおすすめできません。

声優養成所を選択せよ


声優養成所もピンキリです。声優になる道は1つでもないので、声優養成所の選択を間違うと声優になれない可能性も高くなります。

私の時代と違い、インターネットで資料請求もできますし、体験レッスンも参加が簡単にできますね。声優養成所を選ぶときには、自分の目で見てココだと思えるところにした方がいいです。

ワンランク下げるのもあり


大手声優養成所だと声優の輩出率は高いです。どうしてもトップクラスの売れっ子声優になるなら、大手声優養成所を狙うべきです。まあ、最初から諦めるというのも無茶な話なのですが、「声優になる」という目標ならば、中堅クラスの声優養成所を狙うのもありです。

中堅クラスの声優事務所と言っても、売れている声優さんはいます。そこに自分を押し込むだけの実力があるかないかということです。

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