声優はVtuberから転向できる?声優とVtuberの違いとはどんなもの?
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Vtuberという言葉を知っていますか? YouTuber は聞いたことがある人も多いですね。
オーディションの情報などを調べてみると「 Vtuber 募集」というのを見ることが最近多くなってきました。

vtuberとはどんなものなのか、ご紹介していきます。
また声優にはVtuber から転向することができるのか、逆にVtuberから声優に転向することはできるのかも解説していきます。

声優にもいろいろある


声優と言ってもいろんな仕事がありますね。しかも声優という職業は、明確な資格があるわけでもないですし、どこからが「声優」なのかもあいまいな仕事です。

明確な資格がある職業はその職業なのかそうではないのかははっきりしています。
例えば弁護士であれば、法学試験を受けて合格した人が「弁護士」です。看護師さんもそうですね。

一般的には「声優事務所に所属している人」を「声優」と呼びます。

【1】地上波アニメや映画の吹き替えに出る声優


地上波のテレビのアニメや映画の吹き替えに出ている声優は、ほとんどの人が声優事務所に所属しています。

劇団にオファーが来て映画の吹き替えに出る声優さんも一部いますが、基本的には声優事務所に所属している人が「声優」と呼ばれています。

【2】ネットで仕事「ネット声優」


インターネットが発達して「ネット声優」という言葉も聞くようになりました。ネットでもCMが流れていたり、今では YouTubeのマンガ動画の声の出演として仕事を請け負っている声優もいます。

ちなみに私は、ちょっと前までは声優事務所に所属していた経歴があります。その後声優事務所を退所し、フリー声優として活動しています。

フリー声優は、声優事務所に所属することなく、自分で仕事を見つけてオーディションを受ける必要があります。そのため、ネットで仕事をしている私のような声優もいます。

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Vtuberとは?


次にVtuberとは何なのかご説明しましょう。

【1】アバターを使ったYouTuber

YouTuberはどんなものなのかご存知の人は多いです。そのYouTuberの中で、アバターを使って動画配信をしているのがVtuber です。顔出しをせず、代わりにアバターを動かして動画を作成しているのです。

【2】YouTube以外のプラットフォームも


Vtuberは、YouTube以外のプラットフォームにも出演していることがあります。そのため「バーチャルライバー」と呼ぶこともあるようです。

ただ、動画プラットフォームの最もユーザーが多いのがYouTube。そのため、Vtuber=YouTubeでアバターを使って配信するYouTuberと認識されています。

【3】アニメではない2次元タレント

アニメに声をあてる声優と違い、Vtuberはアバターが自分の声や動作に合わせて勝手に動きます。Vtuberはアニメではない「2次元タレント」と言えます。

声優とVtuberの関係


私もいろいろなサイトでオーディションの情報を集めますが、Vtuberの募集の情報も増えてきています。また声優事務所に回ってくるオーディション情報として「Vtuberオーディション」があるとの情報もあります。

【1】声優がVtuberになる時代

声優事務所に「Vtuber」のオーディションの話が来るとは驚きです。プロの声優をVtuberとしてデビューさせることで、話題を呼ぶことを見据えての起用なのだと思います。

声優ならば、演技をすることにも慣れていますし、舞台に出ている人も多くいますので、Vtuberとして活動することも可能なんですね。

【2】Vtuberが声優になれる?


反対にVtuberとして活動していた人がCSのアニメに出演することは結構あるようです。でも、声優として事務所に所属している人は少ないですね。

また、地上波のアニメに出演することも一部あるようです。ただ、人気Vtuberであっても、地上波のアニメ出演にはかなり批判もあったのです。

なぜこのような批判的な意見が多くなってしまったのか解説しましょう。

【3】声優は「演技」が売りもの


声優は、声の役者です。このブログでも何度もお伝えしていますが「役者」の一部です。声優になりたい人が勘違いしがちなポイントです。

声優は「声」が売りものではありません。「演技」が売りものです。

プロの声優は「声」を売り出しているわけではありません。
プロの声優は「演技」を売り出しているのです。

声だけで演技をして、役としてアニメ上に生きることが声優の仕事です。

【4】Vtuberは「タレント性」が売りもの


対して、Vtuberは「声」という「タレント性」が売りものです。声優として演技をした場合、演技については素人ですから、上手いはずがありません。

Vtuberの中の人の「声」や「人間性」がかわいいとかかっこいいと思われるから売れるということです。

演技の素人が演技の勉強もせず、視聴者を感動させるなんてことはできるはずがないのです。地上波のアニメを見たい人たちは、かわいい声やかっこいい声を聴きたいのではありません。アニメの中の役のかわいいやかっこいいを見たいのです。

地上波アニメで売れたいなら声優になれ!

地上波アニメで売れたい、つまり声優として売れたいのならどうすればいいのでしょうか。

【1】Vtuberはおすすめしない


たしかにVtuberの業界も大きくなり、声優として転向する、あるいは声優がVtuberとして活躍するようにはなっています。しかしVuberでいくら人気があっても、地上波アニメでは視聴者の層が違います。

地上波アニメで売れっ子の声優になるのであれば、Vtuberから転向の道はかなり狭いです。しかも演技の勉強をしなければならないのです。

【2】声優はVtuberにないものが必要


声優は、昔から言われているのは「役者」ということ。
つまり、演技ができない声優はいません。売れっ子の声優といっても顔出しをしていない人もたくさんいます。

私たちがテレビで声優さんの顔を見るのは、たくさんいる売れっ子の声優の中でもほんの一部なのです。

声優って地味な職業なんですよ。

まとめ

Vtuberの場合は「声」を聴きたいから視る。
声優の場合には「演技」を聴きたいから視る。

この違いがVtuberと声優の大きな違いです。声優になりたいならば、「演技」を追求しましょう。

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