【声優?アーティスト?】「声優アーティスト」とは?なるには?
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声優アーティストという言葉をよく耳にするようになりました。一時代前には、アイドル声優になりたいという人が多くいたのですが、「声優アーティストになりたい」という人が増えているようですよ。

声優アーティストとはどんな人たちをいうのか?
声優?アーティスト?

解説していきます!

声優アーティストとは?


声優アーティストとは簡単にいうと、歌手活動や俳優活動などもする声優のことを指します。「声優アーティスト」という言葉がよく見受けられるようになったのは最近です。しかし随分前から声優アーティストとしての活動をしている人はいたんですよ。ちょっと前までは「マルチ声優」とも呼ばれていました。

【1】声優と音楽業界の関係


声優と音楽業界は隣り合わせの一面もあります。昔は、声優が自分が出演しているアニメの主題歌を歌うこともありました。今は普通のアーティストが歌うケースが多いようですね。

①アーティスト→声優は少ない

歌手、アーティストとしてデビューし、その後声優としての仕事をするようになった人がいます。アーティストとして有名なGACKTさんは声優としての出演で高い評価を受けていますね。

しかし、アーティストが本業で声優としての仕事をした場合に、通じるものはあっても、視聴者からは比較的厳しい意見になることも多くあるのが現状です。

②声優→アーティストは結構いる

反対に声優を本業としている人が、アーティストとして活動する人は目立ってきています。この後にもご紹介しますが、声優事務所がアイドルとしての活動やライブの開催など、音楽での活動をするように売り方を変えてきていることが理由です。

【2】声優としての売り方の1つ


声優アーティストとは、意図的に声優事務所が作った声優としての売り方の1つです。声優をアニメの声として売り出すよりも、顔出しをして、アーティストとして歌を発売することで活動の幅が広くなります。

芸能人や他のアーティストと交じってTV番組に出演することで、知名度も上がります。出演する頻度が高くなるほど声優事務所は儲けますよね。

【3】アイドル声優とも違うの?


アイドル声優という言葉もありますね。アイドル声優と声優アーティストの境界線はだんだんとなくなっています。アイドル声優としては、もちろん歌も歌うのですが、どちらかというと容姿の良さが売りの部分です。音楽業界だとAKBグループやジャニーズの立ち位置といったところでしょうか。

声優アーティストはどちらかといえば、声優の仕事と「アーティスト」としての活動が中心です。歌唱力や芸能人のような活動に近いですね。

「アイドル声優」と「声優アーティスト」は厳密には違いがあります。「アイドル声優」だとなんとなくオタクっぽいイメージを与えるため、一般的には受け入れづらいという理由があります。オタク文化も一般的になってきたとは言え、「陰気だ」とか「近づきがたい」イメージを抱かせてしまうのは否めません。(私もオタクですよ^^)

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声優アーティストは声優の一部


声優アーティストは、声優事務所としての売り方で決まるものなので、なかなか自分の意思で選択してなることはできないと考えます。あくまでも声優事務所側が「こう売って行こう!」と決めなければ、音楽業界に入っていくことはできないのです。

【1】吹き替えやナレーションだと厳しいかも


特に吹き替えやナレーションの仕事を多く持っている声優事務所では、アーティストとしての活動を積極的に考えることは少ないです。声優業界にもジャンル別になんとなく壁があります。吹き替えやナレーションの声優事務所では、顔出しの仕事はあまり入ってこない可能性が高いです。

声優アーティストになるなら、さまざまな売り出し方をするアニメのジャンルに行くほうが可能性は高いのではないでしょうか。

【2】容姿の良さも必要かも


アイドル声優と同じく、声優アーティストの場合も容姿がいい人の方が可能性は高いでしょう。それに限らず、声優業界自体が容姿を重視する時代になっています。私が声優を目指したときですら、「容姿が良くないとなれない」と言われてきましたから。

【3】声優アーティストになるならボイトレに


声優アーティストは「声優」という枠を超えて、歌やダンスなどの芸術方面に長けていることが重要です。ちょっとばかり歌が上手い程度では、おそらく声優アーティストにはなれません。ボイトレに通って、声優としての発声以外にもボーカルとしての発声を学ぶ必要があるでしょう。当然音痴な人は声優アーティストになるのは難しいですね。

代表的な声優アーティスト


これからご紹介する方々は、声優としても売れっ子で有名です。さらにマイク前の演技だけではなく、アーティストとしても実力があり、「一般的」に受け入れられている方々です。声優アーティストの方々がどんな活動をしているのか見ていきますね。

【1】水樹奈々

声優事務所シグマ・セブンと音楽事務所KING AMUSEMENT CREATIVEに所属しています。KING AMUSEMENT CREATIVEは、レコード会社キングレコード株式会社のレーベルです。アニメや声優の音楽や映像を制作しています。

水樹奈々さんは、5歳から音楽の勉強を始めています。ピアノやエレクトーンを幼少期から学んだことで音感が鍛えられています。「のど自慢荒らし」の異名をとるほど地元でも有名だったそうです。音楽の道で有名だったのも相まって東京の芸能プロダクションから声が掛かったという流れです。

紅白歌合戦にも出場するなどアーティストとしての活躍も目立つ水樹奈々さんですが、声優としての活躍も目覚ましい声優アーティストです。

【2】宮野真守

宮野真守さんは、劇団ひまわりと水樹奈々さんと同様、KING AMUSEMENT CREATIVEに所属しています。子役としての小学1年生のときに出演した西友のCMデビューが最初です。声優としての活動よりも、主に俳優としてのお仕事をしていたようですよ。

コントライブをやったり歌を歌ったりと多才な人で、2018年には「めざましテレビ」でもコーナーを持ったことで話題になりました。声優アーティストの「アーティスト」部分での活動が幅広い人ですね。まさに声優アーティストというに相応しいと言えます。

【3】坂本真綾

声優アーティストというよりは、「歌手」に近いイメージもある坂本真綾さん。8歳のときに子役でデビューしました。声優として有名になったのは、1996年の「天空のエスカフローネ」での主役からですね。現在では歌手、声優、ラジオパーソナリティ、TVへの出演と声優アーティストとしてもかなりの幅広さです。

吹き替えの声優さんとしても主役に起用される実力の持ち主です。歌手活動も早くからしていることもあり、私も坂本真綾さんの歌はよく聴いていましたよ^^


やはり声優アーティストは、なかなか「自分からなる」ということは難しいように思います。当然努力は必要なんですが、クリエイティブなあらゆるジャンルにおいて「センス」も必要なんですね。ちょっと私自身が反発を覚えるのは、「声優」というジャンルもアーティストなんですけどね・・・ということ。どうでもいいかw

声優になりたい人はいつ声優アーティストの話が来てもいいようにいろんなことをやってみるほうがいいと思います。

1つのことを突き詰めるのも良し、いろいろやってみるのも良しというわけです。

ではまた!

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