声優になりたい人がバイトをするときの注意とポイント教えます!
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プロの声優になったとしても、バイトを続けている人がたくさんいることはご存知でしょうか。 今や声優は本当に人気のある仕事となっています。私は声優事務所に所属した時点で「声優」だと名乗っていました。声優事務所に所属をしていたとしても仕事になかなか起用されず、バイト生活を余儀なくされる人もたくさんいます。

実際に私も声優として活動はしていましたが、バイト二つ掛け持ちしていた過去があります。声優になりたい人がバイトをする時にどんなことに注意すべきなのかポイントをご紹介していきます。

声優になりたい人は長く続けられるバイトを探そう


声優になりたい人は、高校を卒業したり大学を卒業したりする年齢から声優の養成所に入る人が多いと思います。場合によっては、生まれて初めてアルバイトをする人もいると思います。

声優の勉強をしながら、生活費を稼ぐためにバイトをするわけですが、声優に向いているバイトと声優に全く向かない場合とがあります。

【1】大手企業の方が安定感あり


個人経営のお店でもバイトを募集している場合もあります。しかし個人的には大手企業のバイトをおすすめしています。その理由はいくつかありますが、最終的に声優になれなかった場合に就職先の一つとして選択肢に加えることができるからです。

また大手企業であれば、その会社が倒産するリスクは少ないです。(もちろん例外もありますが)

その大手企業のバイトの中で長く働くことによって、バイトの中でもリーダーになったり、時給が上がったりする可能性があります。短期のバイトを転々とするよりも、大手企業の方が安定感があるのは確かです。

【2】社会保険に入れるところが◎


声優になりたい人でも払うべきものは払わなければなりません。例えば年金や住民税などがそうです。年金や住民税に関しては、声優になるならないに関わらず支払う義務があります。

年金にも国民年金と厚生年金の2種類があって、社会保険に組み込まれている厚生年金は、会社から天引きされるケースが多いでしょう。住民税に関しても、自治体にもよりますが、バイトをしている会社が天引きして支払うケースも多くなってきました。

税金に関しては、支払いから逃れることはできません。滞納してしまうと、遅延金も上乗せされます。声優になるための勉強にはストイックであっても、滞納している税金があれば、後々の人生にも響いてきます。そのため社会保険の制度のある会社をバイト先に選ぶと良いでしょう。

【3】理解のあるバイト先に入社しよう


声優養成所にいるときにはあまり影響はないかもしれません。声優になった時のことを考えて、 シフト調整の効きやすいバイト先がおすすめです。 場合によっては声優の仕事は当日入ってくることもあります。

その時に、勤怠状況が悪くて職場の人に嫌な顔されないよう、声優としての仕事をある程度理解してくれるバイト先が理想的です。

【4】資格がある人はそれを活かす


看護師の資格や薬剤師の資格など、バイトであっても時給が高い仕事もあります。もしそういった資格を持っているのであれば、将来的なことも考えて資格を活かせるバイトを選択するといいでしょう。

私の同期は薬剤師としてバイトをしていましたが、私に比べても時給もはるかに高く、お金に困っているところをあまり見た事がありません。

声優が選ぶべきバイトは、「声優になれなかった時」も見据えて選ぶのが最も良いと思います。声優になれる可能性は低いことはご存知でしょうし、人生のリスクヘッジをしておくことも重要なことなのです。

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バイトの面接のときのチェックポイント


とはいえ、現在ではバイト先がブラックバイトだった!という話も後を絶ちません。私は、声優事務所を辞めてから、コンビニの会社の正社員になりました。その際に店舗の店長も経験しています。

声優の勉強をしたいのに、バイトを休ませてくれないとか、病気なのに出勤しろとかいうのは紛れもなくブラックバイトです。できることなら入社する前に気づいておきたいものです。

バイトの面接に行く時に、責任者の人がどのような対応するかによってある程度どんな会社なのか、どんな働き方ができるのかが判別できます。

【1】労働条件の説明があるか?


バイトとして入社する際には、企業側が「労働条件」を提示する義務があります。ほとんどの場合が面接の時に説明されるはずです。労働条件には以下のようなものがあります。

    1. アルバイトをする期間
    2. 仕事の内容や働く場所
    3. 働く時間や休日
    4. 時給
    5. 辞めるときのきまり

など働く上での条件を入社する人に伝え、書面で渡すことになっています。

    1. 【2】社会保険の加入はできるか?


      先程ご紹介したおすすめのバイトとして、社会保険の加入ができるかどうかも面接時に確認できます。中には、社会保険の加入は正社員のみに限られるような会社もあるので、面接の時に質問をして確認しておくとベターです。

      【3】休みはどのようにとれるか?


      声優の勉強をする上で気になるのが「きちんと休みが取れるかどうか」もポイントです。声優の仕事は何度も言うように急に入ってくるものです。一週間前に話があれば、早い方です。3、4日前に声優事務所から仕事のオファーが来ることが多く、その時点でバイト先に連絡をします。

      その際に、有給休暇を取得できるのであれば、バイトを休んでいても給料が支払われるので安心です。

      1ヶ月単位でシフトの申請をするようなバイト先もありますので、休みの取り方を確認しておくのも重要なポイントです。

      バイトの面接の申込みのポイント


      たかがバイトだと思って適当な面接の申し込みをしてしまうことで、バイト先からも断られてしまうこともあります。企業側としても「きちんとした人間かどうか」「ちゃんと働いてくれるかどうか」は面接の申し込みの時点で判断する部分もあります。

      【1】電話の第一声が重要


      実は面接の申し込みをする時の電話の第一声で、どんな人間なのかある程度伝わってしまいます。学生さんで初めてバイトをする場合だと、企業に電話をかけたりするのは初めてかもしれません。敬語にな使い方なども雇う側の人間からは見られています。

      このことは声優としてやっていけるかどうかにも関わりがあります。例えば声優養成所の面接でも「適当な申し込みの電話」だと、「見込みはないな」と思われてしまいます。声優になりたい人は、常に礼儀を尽くすことも必要です。

      バイトの面接の申し込みの電話であっても、声優養成所の入所オーディションの練習だと思って、丁寧に申し込みの電話をかけましょう。

      【2】面接の約束をする

      ①担当者を呼び出す

      まずは電話に出た人にバイトの申し込みであるということを伝えます。電話に出た人が担当者でない場合もあります。「バイトとして働きたいと考えています。○○と申します。ご担当の方はいらっしゃいますか?」とバイトの担当者を呼び出しましょう。

      ちなみに、飲食店だとお昼時は忙しい時間帯なので電話をかけることは避けましょう。

      ②バイトの面接の申込み

      担当者の人が電話口に出たら、再度バイトの申し込みであることを伝えます。通常は、担当者の人から面接の話が出てくるかと思います。バイトの面接の日程は、あまり予定がない日にしたほうがいいです。

      東京の場合電車遅延など頻繁に起きるので、面接に遅刻してしまうこともあり得るからです。できれば休みの日を使った方がいいでしょう。

      ③持っていくものの確認

      日程が決まったら持ち物も確認しておきます。バイトの場合だと、履歴書、筆記用具、印鑑などが持ち物として説明されると思います。もし面接会場までの道がわからないのであれば、どのように行けばいいのか質問してもOKです。

      【3】質問して確認する


      不安な事や分からない事がある場合には、電話で確認もできる場合もあります。雇い主と雇われる側は対等ですから、分からないことはそのままにせず質問しましょう

      さあバイトの面接に行こう!


      いよいよバイトの面接に向かいます。とその前に、履歴書を準備しなければいけませんね。

      【1】履歴書の準備


      バイトの履歴書は、最近では必要ないこともあるようです。指示されたものを揃えて持っていけば問題ありません。

      履歴書の準備が必要な場合には、履歴書に写真を貼ることも必要です。これが意外とできていない人が多い印象ですね。

      声優養成所の入所オーディションに使うような宣材写真は必要ありませんが、街中にある写真撮影の機械で撮影したものを使いましょう。履歴書用のサイズのメニューで撮影すれば、履歴書に貼る写真の準備は OK です。 写真はおよそ3ヶ月以内に撮ったものが目安です。

      撮影した写真は、あらかじめ用意した履歴書に貼ります。面接会場に行ってその場で写真を貼ろうとする人もいますが、これは印象が良くありません。写真を自宅で貼って、完成した履歴書を持っていくようにしましょう。

      【2】余裕を持って面接に行こう


      東京では電車での移動が主になりますが、電車遅延が突然起きて、予定通りの時間につけないこともままあります。そのため面接に行く場合には、ちょっと早すぎるぐらいの時間に到着するようにする方がいいでしょう。

      また初めての場所に行く場合、道に迷ってしまうことも十分に考えられますので、スマホのマップアプリを利用する方法が有効です。

      バイトとはいえお金をもらう「仕事」


      たかがバイトですがされどバイトです。私は現在コールセンターで働いていますが、過去には声優だけでなく、ミュージシャンになりたい人、漫画家の卵、モデルさんもいました。その中の一人がミュージシャンとして成功して、コールセンターを卒業していきました。

      その人はバイトの仕事もきちんとこなし、部署の中でリーダーとして活躍しました。クリエイティブな分野で成功する人は、人間的にもきちんとしているのです。

      【1】休む・遅刻のときは連絡する


      最近では、LINEで欠勤連絡をする人も現れました。もちろんバイト先としてLINEで欠勤連絡をする方法が問題ないのであればいいのです。しかし、基本的にはバイトを休む、遅刻をする場合には電話連絡をしましょう。

      【2】盆暮れ正月は出勤する覚悟を


      声優としてデビューした際に、どうしても当日欠勤をしなければいけない場面も出てくる可能性があります。もちろんバイトですから休む権利はあるのですが、その穴を埋めるのは一緒に働いている同僚だったりもします。

      強制ではないですが、またバイト先の運営にもよると思いますが、盆暮れ正月は出勤するくらいの覚悟を持った方がいいでしょう。バイト先の人間関係を良好に保つのも大切なことなんですよ。

      【3】辞める2週間前には伝える


      これは店長だった自分が何度も体験したことです。突然何も言わずにやめてしまうことだけはやめてください。連絡もないまま辞めてしまうのは、雇う側としては心配をすることもあるのです。

      入社の手続きをしたり、研修をしたりするのは雇う側です。人間ですから合わないバイトももちろんあるはずです。辞めるという選択肢を選ぶのは、仕方がないことだともわかっています。どうしてもバイトが続けられない場合には、辞める2週間前には責任者に伝えるように心がけてください。もちろん入社したバイト先がブラックバイトだった場合は別です。

      まとめ


      声優になりたい人は人間関係も大切にしてほしいと思っています。声優業界は、人と人との関係で成り立っているものでもあるからです。それはバイト先でも同じです。人間として信用ができる人であれば声優になれる可能性も高くなるのです。

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