声優にも枕営業はあるのか?巻き込まれない対処法とは【業界の闇】
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この記事では「声優業界に枕営業があるのか」という疑問にお答えします。

結論だけお伝えすると「ある」というのが答えです。

でも安心してください。対処を誤らなければ、問題ありません

これから声優養成所に通う方も最後まで読んでいただければ、実際にそういった場面に遭ったときに、どう対処すればいいのかわかります。

枕営業に巻き込まれない対処法

枕営業に巻き込まれない対処法
まずは声優養成所や専門学校に通う方へ、もし枕営業を持ちかけられたらどう対処したらよいか説明します。

まだ通い始めていない方も、知っておくだけで安心できます。

 

毅然と断るのが一番

枕営業を持ちかけられたときに一番良い対処法は「毅然と断ること」です。

セクハラについても同じことが言えます。

声優に限らず、昭和の時代から女性は笑ってやり過ごすのが良いこととされてきました。

今でも、笑ってやり過ごす人は多いです。

でも内心は嫌な気持ちになっている人が大半でしょう。

もし自分に枕営業が持ちかけられたら、丁寧に、そして毅然と断るのがベストです。

 

保留にして誰かに相談する

声優になりたいがゆえに、毅然と断れない状況のこともあります。

声優になれるかなれないか、売れるか売れないかは、自分で決められるものではないからです。

断れない状況のときは、まず保留にして、信頼のおける誰かに相談してみましょう。

家族でも友人でもいいです。もしあなたが未成年なら、保護者に相談するのがいいですね。

 

最終的には自分の判断

とはいえ、枕営業をしてでも声優になりたいと思う人もいるでしょう。

正直なところ、枕営業をすることで、良くも悪くも人生が変わることになるのです。

枕営業の線引きは非常に難しいところで、2人が「お付き合いしている」という認識があるならそれもいいと思います。

 

今後の自分の人生をよく考えて、自分で判断することになります。

ただ、枕営業をして声優デビューができても、その後ずっと仕事が続くかどうかはわかりません。

また、そのまま人気声優への階段を駆け上がることができても、過去のできごとが暴露されてしまい業界から消えていく可能性もあります。

目先のことだけを考えるのではなく、未来のこともよく考えて判断するのが重要です。

 

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声優業界で枕営業が意味がない理由

声優業界における枕営業が意味がない理由は、声優業界と芸能界の仕事の仕組みの違いにあります。

 

声優業界は声の演技がすべて

声優業界で長く生き残っていくとすると実力と運が重要です。

容姿がいくらいいからといっても、最終的には声の演技がすべてと言っても過言ではありません。

またキャスティングする権利はディレクターにありますが、一存というわけでもないのが声優業界です。

声の編集をするミキサーさんから苦情が上がってくれば、ディレクターもその声優を起用しなくなるのもよくあることです。

声優としては声の演技=実力ですから、一瞬だけ仕事が来たとしても生き残れるわけではないということです。

 

声が役に合うから仕事がくる

芸能界では女優として、見た目も含めた配役になります。

年齢もある程度その役に合わせた配役です。

しかし声優業界の場合、声での演技が役に合うかどうかが配役のポイントです。

極端な話で言うと容姿があまり良くなくても、声での演技が役にピッタリであれば、仕事がくるということです。

 

売れても生活できるとは限らない

芸能界の場合売れっ子になれば、一年で家が建つほどの収入になるとも言われます。

しかし、声優の場合には、ランク制度などでギャランティが決定されることになります。

そのため、新人で売れっ子になっても、年収1000万円は難しいでしょう。

声優の場合、枕営業で無理やり役をつかんだとしても「返ってくるお金が少ない」のも意味がないと考える理由です。

 

声優は枕営業が多いと言われるのはなぜ?

声優は枕営業が多いと言われるのはなぜ?

アニメジャンルの声優業界には、枕営業が多いという話は聞きます。

私は吹き替えジャンルに進んだので、枕営業の話はあまりなかったこともうなづけますね。

 

アニメ声優志望者の数が多いから

まず第一にアニメに出る声優になりたい人が多いことが、アニメ声優には枕営業が多いといわれる理由です。

言い方は良くないのですが「代わりがいくらでもいる」「使い捨て」と言われているのもアニメ声優です。

自分の演技に自信がなく、競争率が高いアニメ声優の中で、売れるためなら・・・と考えてしまうからなのだと思います。

 

声優の低年齢化

アニメジャンルが顕著ですが、声優の低年齢化が進んでいることも理由の1つだと考えられます。

年齢が若いことが1つの売れる要素でもあることは事実で、アニメ声優の入れ替わりが激しいことは他の記事でもご紹介しています。

若いことで、声優業界の本質を見抜けないまま、焦りと事務所に所属したい一心で身をゆだねてしまう人も多いのかなと思います。

 

アイドル声優は注意!

アイドル声優という言葉も定着して随分たちますが、比較的アニメ声優はアイドル声優になりやすいと言えます。

当然容姿を重視した人選もありますから、枕営業を持ちかけられ、どうしても役がほしいという思いから受け入れてしまうこともあるということです。

 

声優養成所生も危険かも

声優として事務所に所属している人が売れるために枕営業を受け入れてしまう人もいます。

しかし、声優養成所でも枕営業の可能性は大いにあります

「声優養成所から声優事務所に所属するために」という理由ですね。

何年か前にも声優にならせてあげるという名目で、枕営業を受け入れていたという話もあったほどです。

 

結局のところ声優業界に枕営業はあるのか


声優業界に噂されるような枕営業はあるのか?

私の経験上では声優養成所に通っているときも、声優事務所に所属しているときでも枕営業っぽい話は特にありませんでした。

 

声優業界の枕営業はゼロじゃない

しかし、別の事務所に所属していた声優さんに聞いてみると、枕営業はゼロではないのだそうです。

ゼロではないというのは、枕営業について教えてくれた声優さん自身も言葉を濁していたからです。

その声優さんの同じ事務所の声優さんが枕営業で仕事を得ていたという話でした。

ただ、枕営業とまでいかないまでも、セクハラ紛いのことはしょっちゅうだという話もありました。

 

声優の枕営業はあるがしても意味がない

声優業界の枕営業がゼロではないが、グレーゾーンといったところでしょうか。

ただその話をしてくれた声優さんも「声優の枕営業は意味がない」とも同時に言ってましたよ。

私も声優事務所に所属していましたが、そういう話があったとしても実際のところ声優業界の枕営業があまり意味がないと考えます。

声優業界で、かわいくて、芝居が上手くて、売れっ子の声優になることは1つの成功です。

声優業界にも枕営業は存在します。

でも、自分自身に誠実に行動することこそが本当の声優になるってことなんじゃないかなと私は思います。

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