若い人の間では、今はあまりピアスをつけることは流行らないそうです。私は29歳のときになぜか20代最後だからという理由で安易にピアスホールをあけてしまいました。そのため後悔することになりました。
なぜ声優はピアスホールをあけることやタトゥーを入れてはいけないのでしょうか。今回は、声優がピアスホールをあけることについてNGな理由を紹介します。
もくじ
声優がピアスホールをあけてはいけない理由
今は流行らないと言われても、ピアスでおしゃれしたいという人は多いですね。でも男性も女性も声優になるならば、ピアスホールをあけるなとよく言われます。
声優には俳優としての仕事もある
声優は役者だという話、声優は事務所にとっては商品だという話をこのブログで紹介してきました。声優の仕事の幅はどんどん広がり、TVに出演することも珍しくなくなっています。
当然TVの場合には、表情をカメラでアップ撮影することもあります。声優としてではなく、俳優としてTVに出演するということになります。TVドラマでも「役」はあります。そのイメージを壊す見た目では、もちろんNGになります。
声優がピアスホールをあけてしまうと、TV出演の際にはその役のイメージを壊すことにつながりかねません。そのため、ピアスホールをあけるのは声優であってもNGなのです。
時代劇に出演NG?
TVでの俳優として時代劇出演の仕事が来た場合、ピアスホールがあると、顔のアップは撮れません。そりゃあそうです。江戸時代にピアスホールをあけている人なんていません。
ピアスホールがあるがために、時代劇のオファーを潰してしまうことになってしまうことになりますね。だったら、最初からピアスホールが無い方がいいに決まっています。
同じ観点からタトゥーもダメ!
声優だとしても、俳優として仕事を受けている以上、その仕事の「役」をまっとうする必要があります。ピアスホールと同じで、タトゥーも見た目に影響してしまいます。
今はピアスホールよりもタトゥーを入れたい人もいるでしょう。声優になるならば、見た目を大きく変えるタトゥーは入れないようにしましょう。
すでにピアスホールをあけている場合は?
ちょっとまって。もうピアスホールあけちゃったよ・・・。
ハイ、私もです。
そんなときはどうすればいいのでしょうか。私なりに考えたことをお話します。もちろんこの方法なら絶対OKというわけでもありませんのであしからず。
顔出しの仕事はNGだと心得よ
見た目に影響するピアスホールの場合、顔出しの仕事は来なくなる可能性があります。もう穴をあけてしまったのですから、「諦める」ことも必要です。
吹き替えの声優さんの場合は、顔出しの仕事も少ないので、ピアスホールがあっても何とかなるかもしれません。(こればっかりはわかりませんが)
時代劇の仕事でなければ可能性はある
TVドラマの仕事が来たとしても、ピアスホールが映らないような役柄なら出演はできると思われます。時代劇は見ている人が違和感を感じない位置にあるならOKになる可能性もありますね。
ただし、舌にあけたピアスホールや大きなピアスホールはどうしても目立つので、TV出演は難しい可能性があります。
穴埋めできるかもしれない
基本的にピアスホールを1度あけてしまうと、元の状態に戻すことはできません。しかし、ピアスをつけない時間が長くなると、徐々にピアスホールが塞がってきます。
私の場合は5年くらいはピアスをつけていないので、ほとんど目立たなくなっています。
また、コンシーラーなどを塗って、目立たない状態にすることで、長時間の撮影でなければ、誤魔化せる可能性もあります。
大きすぎるピアスホールなら、医療機関で穴埋めも行っているところがあるようです。効果のほどはわかりませんが、目立たないようにすることはできるようですよ。整形手術に近いみたいではありますが・・・。
声優は見た目を変えることができるようにする
若気の至りでピアスホールをあけてしまった私ですが、バカなことをしてしまったと後悔しています。
幸い?顔出しの仕事はありませんでしたが、その後も続けていたらどうなっていたかわかりません。
声優として、役者として見た目をどんな役にも合わせられるようにしておくのが基本です。
女性は髪を伸ばす
女性は髪を伸ばしましょう。男女差別のようなことを言っているように思えるかもしれません。でも、声優は役者です。役のイメージを自分の主張で曲げることはしてはいけないことです。
声優としても役者としても「女性は女性らしく」「男性は男性らしく」を求められます。髪を伸ばしている人は、カットすればショートカットにもできますよね。もちろんショートカットでもウィッグでなんとかできるでしょう。しかし、費用面を考えると伸ばす方が無難ですよ。
タトゥーやピアスはしない
タトゥーはまずNGだと覚えておいてください。後で消すこともできるそうですが、完全に消し去ることは難しいでしょう。ピアスホールも同様です。
声優はどんな役が来ても、最大限魅力ある役として演じることが仕事です。勝手に自分の主観で役を塗り替えてはいけないのです。
できれば歯並びも良くしよう
顔出しの仕事がある声優ですが、「見た目」には本当に気を遣ってください。歯並びが悪い人は歯列矯正も検討しましょう。歯並びがガタガタの俳優さんは、TVに映ったときに歯並びが悪いことに目がいってしまうものです。そもそもTVで歯並びが悪い人を見かけないですが。
また、歯並びが悪いと滑舌にも影響します。歯列矯正には時間もお金もかかります。でも、歯並び1つで声優としての仕事ができるようになるなら、コスパはいいのかもしれませんよ?
声優として活躍していこうと思っているのであれば、ピアスホールをあけるのは絶対にやめた方がいいです。またタトゥーはピアスホール以上に目立つのでこれもやめた方がいいですよ。
タトゥーやピアスホールをあけるということは自ら声優としての仕事を放棄していることと同じなのです。